『Kamaeru: カエルの楽園』評価・レビュー|癒やされ度100%!カエルたちの住処を作るシミュレーションゲーム【感想】PR

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『Kamaeru: カエルの楽園』レビュー

Kamaeru: カエルの楽園』はカエルの保護区を運営するシミュレーションゲームだ。

主人公は親友とともにカエルのための保護区を作る。カエルたちが安心して暮らせるように家具や池、植物をバランスよく配置しながら、与えられた目標の達成を目指す。

細かな配置や金策に頭を悩ませる必要はない。カエルたちがくつろぐ姿を眺め、癒やされる作品だ。

この記事では『Kamaeru: カエルの楽園』のレビューをお届けする。

こんな人におすすめ
  • 日常に疲れた人
  • ゆったりとした時間を過ごしたい人
  • かわいいカエルを見てほっこりしたい人

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本記事は架け橋ゲームズから商品提供していただき、作成しています。

目次(読みたいところをタップ)

カエルの楽園を作り出すゲームシステム

主人公・クレオはむかしからの親友・アクセルとともにカエルの保護区を運営する。

カエルたちが暮らすマップは「保護区」と「湿地」で構成されている。

保護区にはカエル用の家具を配置する。交配や家具の色を変えるといった要素が徐々に追加されていく。

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交配して新種のカエルを発見
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一部の家具は塗り替えが可能

湿地では池や植物を配置してカエルのエサを採ったり、収穫した植物から加工品を制作できる。

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複数の加工品のなかから好きなものが作れる

植物から作った加工品を販売し、得た利益を使って保護区の家具を増やしたり、湿地の完成度を高めていくのが本作の基本的な流れだ。

アクセルから提示される目標をクリアすることで、家具の配置やアイテムの制作方法、収入を得る方法など、保護区の運営方法が段階的に学べる。

序盤は家具や池・植物の配置が中心になるが、目標をクリアしていくと仲間が増えて、交配や別の地域にも活動を広げるなど、できることの範囲が広がっていく。

すべての目標をクリアして、カエルの楽園を作ろう!

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細かく作り込まなくても大丈夫、ゆるーく遊べる

湿地に入り、インフォメーションの画面を見たとき、炭素回収量や生物多様性、バイオスコアといった用語が並んでいた。もしや数字に強くないと遊べないゲームなのでは?と不安になったが、杞憂だった。

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数字が並び、一見難しそうだが、意外にかんだんだった

植生に含まれる池や植物は基本的に同数をキープしておけば生物多様性は保たれる。池を1つ作ったら、他の植物も1ずつ植えていけばいい。湿地用の空きスペースは広いため、思いつきで配置していっても目標達成は可能だ。

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同じ池ばかりを配置してもいい

植物は勝手に収穫されるため、ある程度の数を植えていれば販売用のアイテムの生産に困ることはない。アイテムさえ作れれば、資金繰りに困ることもないし、前述の評判ポイントを貯めるのもかんたんだ。この手軽さが本作の魅力でもある。

収支に頭を悩ませるのではなく、自分がどんな保護区・湿地を作りたいのか、カエルたちが楽しく過ごせるかだけを考えて運営できるのは気軽。リラックスしながら遊べた。シミュレーションゲームが得意でない人でも楽しめる作品だ。

くつろぐカエルたちが最大の癒やし

筆者が本作の虜になったのは「カエルのかわいさ」によるところが大きい。ボーっとプレイしながら、好きなように過ごしているカエルたちの姿を眺めるだけで癒やされるのだ。

ゲーム序盤、アクセルに言われるがまま、保護区にバスタブを置いてみると、「いい湯だな」とばかりに満足した表情のカエルが登場する。その姿をひと目見ただけでカエルたちがやすらげる場所を作りたいと思った。

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ああ極楽だーという声が聞こえてきそうだ

おいしょっおいしょとバスタブと木に登るカエルが並んだときには、そのかわいい背中に悶えた。

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カメラでカエルの写真を撮って保存すれば、アルバムのようなカエル帳やジャーナルに貼り付けることも可能だ。お気に入りのカエルを見つけては写真に収めたくなる(名付けも可能)。

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フォトアルバムをかわいいカエルたちで埋め尽くしたい

カエルにエサをあげてテイム(手懐ける)するとジャーナルに加えられ、カエルの項目からどれぐらい収集できたかが分かる。

種類や色の組み合わせが異なるカエルは500匹以上。筆者が目標をすべてクリアした段階では168匹だったため、全部集めるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

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コンプリートへの道は遠い

カエルたちのエサは虫だ。テイムするためには虫を採取して、カエルたちの好みにあわせた虫を与えなければならない。虫嫌いにはツラいかと思ったが、ほどよくデフォルメされているので、問題なく楽しめた。虫嫌いの人も安心してほしい。

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エサの好みはカエルの種類によって異なる

自分の好きな方法で目標達成を目指そう!

本作には評判ポイントがある。特定の行動でポイントを獲得し、レベルが上がる仕組みだ。

アクセルが出す目標の達成条件になることもあるため、ポイントの獲得を考えながら保護区を運営しなくてはならない。

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ポイントの獲得要素としては複数の方法が用意されている。

  • カエルが好むエサをあげてテイムする
  • 保護区に新しい家具を配置する
  • 湿地ファンクラブが要望するアイテムを作って渡す

効率的にレベルアップするには、高単価のアイテムを作って販売し、家具を大量に配置すればいい。活動を応援してくれる湿地ファンクラブにアイテムを渡して、代わりに評判ポイントをもらってもいい。

時間はかかるがカエルをテイムしてポイントを獲得してもよい。

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求める加工品を渡すと評価ポイントがもらえる湿地ファンクラブ

すべての要素ではないが、自分のプレイスタイルに合わせて目標を達成することが可能だ。

総合評価

『Kamaeru: カエルの楽園』はカエルの保護区を運営するシミュレーションゲームだ。

湿地の環境を整えながら、植物から作ったアイテムを販売して、保護区に家具を配置し、カエルたちが快適に過ごせる環境を作る。

炭素回収量やバイオスコアなど難しそうな単語が並ぶが、実際にプレイしてみると難しい要素はない。運営系のシミュレーションにありがちな収支のやりくりに悩むこともないため、ゆったりと楽しめる。

ただそこにカエルたちがいるだけで癒やされる。カエルの表情やポージングも愛らしい。ただぼんやりと眺めるだけでも幸せな気持ちになれる。

仕事や学業の疲れを忘れさせてくれる本作は、癒やしを求めるプレイヤーにおすすめだ。

グッドポイント
  • かわいいカエルたち
  • 気軽に遊べる難易度
ウィークポイント
  • 特になし

『Kamaeru: カエルの楽園』

  • 対応機種:Nintendo Switch / Xbox Series X|S / PC
  • 発売日:2024年6月10日(Switch)、2024年6月9日(Steam)、2024年6月8日(Xbox)
  • 発売元:Armor Games Studios
  • 開発元:Humble Reeds
  • ジャンル:シミュレーション
  • 筆者プレイ時間:6時間 (すべての目標クリアまで)
  • レビュー時のプレイ機種:Nintendo Switch

※2024年6月21日時点

えむ

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このページで使用している『Kamaeru: カエルの楽園』のゲームキャプチャ画像は Armor Games Studios / Humble Reedsの著作物です。転載、配布等は禁止いたします。

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